志尊淳 大河「青天を衝け」で吉沢亮と共演 「リスペクトを芝居にリンク」
2021年07月15日 08:03
芸能
志尊は「杉浦は凄く功績がある人で、陰で渋沢を支えた。これを機に、その名前が広がり、語り継がれるようになれば、という思いで向き合っている」と意気込みを語る。
吉沢とは昨年公開の映画「一度死んでみた」で共演しているが、本格的に一緒に芝居するのは今作が初めてだ。
「吉沢君のことは、尊敬のまなざしで見ている。大河で、同じ役を1年通じて演じなければならず、セリフの量も膨大。戦うべきものがたくさんある。生半可な気持ちではできない。ふだん吉沢君をリスペクトしている空気感を、渋沢と杉浦の芝居にリンクさせられれば、と思っている」
物語が進む中で杉浦と渋沢は親友になるが、その過程が克明に描かれるわけではなく、演じる志尊と吉沢の空気感が重要になる。
「『オレたち、親友になろう!』と言うわけではない。セリフを通して感じられる2人の雰囲気や距離感を尊重している。杉浦が渋沢に目をかけて献身的に動いていくことが2人の絆になっていくと思う」と話した。
また、演出の田中健二氏は「杉浦は幕末の志士たちと違い、柔らかな人。志尊君に、ナチュラルな感じで演じてもらっている」と語った。