豊川悦司「トヨエツ」の愛称が「嫌だった」 映画界巨匠の言動が転機に
2021年07月18日 16:20
芸能
考えが変わるキッカケとなったのが、2008年に亡くなった映画監督・市川崑さん(享年92)との出会いだったという。市川さんがメガホンを執った映画「八つ墓村」(1996年公開)に金田一耕助役で主演した豊川は撮影時を回顧。「市川さんは僕のことを知らない訳で。『トヨエツくん、トヨエツくん』って現場とかで。それは多分、僕に気を遣ってそういう言い方してくれて」と推測した。
市川さんのコミュニケーションは、自身との距離を縮めるための気遣いだったと分析し、「そういうのが、だんだん分かってきて。そうか、そうかっていう」と、しみじみ。「トヨエツ」に対して違和感を覚えることに、「ちょっと俺が、小さいのかな」と感じるようになったそうだ。「それくらいから、いろんなことを受け入れられるようになったというか、そういうのはありますね」と話していた。