武井壮が語るアスリート論「どんな時でも戦って自分の成長を獲得するのが仕事」
2021年07月18日 20:31
芸能
先が見えない中で練習を続けたアスリートに対し、世間からは同情の声が挙がっているが、武井はアスリートの立場で持論を展開。「コロナがあろうとなかろうと、練習したから勝てるわけではないですから。結局、試合の時に初めて自分が一番努力できたのか、2番目だったのか、3番目だったのかが分かるので、結局試合まではずっと不安なまま練習する。正直、あまり変わらないと僕は思ってる」と語った。
さらに「大会があると、それを評価できる回数が増えるだけで、なければないで自分の能力を成長させることにフォーカスできる。むしろ試合があると調整したり、運動量を下げて疲労を抑えたりしないといけないから、成長曲線はちょっとなだらかになる。でも、試合がないとトレーニングできるので、今足りない技術だったり、今足りない体力を積み重ねることに集中できる」と続けて、試合がないことは必ずしもマイナスにはならないと分析。
その上で「どんな時でも戦って、自分の成長を獲得するのがアスリートの仕事」とコメント。コロナ禍で練習が大変であっても「大変なところを頑張る、『大丈夫』って言えるのが僕らの仕事。いろんな思いがあると思いますけど、それを打ち破るプロですので。大丈夫だと思います」と話した。