音楽プロデューサー酒井政利さん死去 85歳 山口百恵、松田聖子ら手がけ レコード業界黄金期の礎築く
2021年07月19日 11:39
芸能
酒井さんは、立大卒業後、1961年に日本コロムビアに入社し、プロデュースした青山和子「愛と死をみつめて」が日本レコード大賞を受賞するなど活躍。
1968年にCBS・ソニーに入社すると、1969年にカルメン・マキ「時には母のない子のように」を手掛けてミリオンセラーを記録した。またフォーリーブス、キャンディーズ、南沙織さん、郷ひろみ、松田聖子らアイドル黄金期と呼ばれた1970年代から300人以上のアイドルやグループを送り出し、レコード業界黄金期の礎を築いた。
特に、山口さんについては「いい日旅立ち」「横須賀ストーリー」「プレイバックpart2」「夢先案内人」「秋桜」などを名曲を多数手がけ、1980年には引退コンサートもプロデュースした。
2005年には音楽業界初の文化庁長官表彰を受賞した。