大阪府の吉村知事も感謝　米子松蔭の不戦敗取り消しに「動いて下さった皆様、ありがとうございます」

　大阪府・吉村洋文知事（46）が19日、自身のツイッターを更新し、鳥取県高校野球連盟が米子松蔭の出場辞退と不戦敗を取り消すと発表したことに言及。「鳥取県高野連の皆様、動いて下さった皆様、ありがとうございます」と謝意を投稿した。 　高校野球の春季鳥取大会を制した米子松蔭を巡っては、16日深夜に学校関係者の1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明。17日の第1試合で境と対戦予定だったが、保健所の判断などに従う形で出場辞退となり、不戦敗となった。この判断に各界の著名人が一斉に反応。米子松蔭は18日に再出場の救済措置を求める嘆願書を県高野連に提出し、19日朝から県高野連が対応を協議していた。

　吉村氏も、大阪府知事ではありながら、18日に声を上げ「これで終わり、はあまりに酷すぎる。対策は見つけられるはずだ。この高校生の想いを大人が潰しちゃいけない。これで終わり、なら将来に夢なんて持てないよ。鳥取の権力者の皆さん、なんとかしてあげてください」とツイッターで呼び掛けていた。それだけに、異例ともいえる今回の方針転換について、“鳥取の権力者の皆さん”に感謝していた。