三浦瑠麗氏 米子松蔭の一転出場決定の動きに「SNSがなかったら、みんな涙を飲んでいたんでしょうね」
2021年07月20日 11:30
芸能
一連のツイートについて聞かれた三浦氏は「インフルエンザだって、クラスの中で多くの子がかかって初めて休校になる。学級閉鎖から休校になるって言うのが、インフルエンザに比べると、子どもたち事態にはリスクは少ないにもかかわらず、1人出ただけで学校全体が休校ってこと自体がオーバーリアクションなんです。彼の人生をかけて、今までの集大成をぶつけにいくような試合に対して、不戦敗、辞退ってことになって初めて不合理がさらされたんだと思う」と指摘した。
そのうえで「日本社会は平等を重んじるので、平等を重んじる中で部員にこれだけの強豪校で、甲子園を狙いにいってる子たちに優先的にワクチンを打つっていうことはなかなかできない。平等っていうが、高齢者だけ先に打っている。高齢者の消費は拡大している」と現状について触れ、「一方で、子どもたちは常にマスク、練習する時もマスク、1人出ただけでまったく関係のない人なのに、甲子園に出られなくなるという。これ自体が日本社会は子どもにコロナの負担を集中的に押し付けているんだなってことが分かる」と私見を述べた。
テレビ番組の現場では「ADの人とか、出演者に感染者が出ても、濃厚接触者に認定されなければ普通に番組は続いていく」としたうえで「であるにもかかわらず、彼らに甲子園に出るなとなぜ言えるのか」と矛盾を指摘。「そこにすごく怒りを感じたので、ツイートを2つをして、部員さんの声を引用リツイートとしたものを拡散した」とツイートの意図を説明した。
今回のツイートはさまざまなメディアで取り上げられたこともあり、広く拡散。「何人かの政治家には直接お願いして、ありとあらゆる方向から働きかけてようやく救済された。SNSがなかったら、みんな涙を飲んでいたんでしょうね」と語った。