サンミュージック出版は20日、業務委託契約を締結している音楽プロデューサーで肉マイスターの田辺晋太郎氏(42)が19日にツイッター上で行った“挑発発言”について「当該発言により、発言をご覧になった方々に不快な思いをさせてしまったこと、また、関係者の方々にご迷惑をお掛けしたことについて、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。
田辺氏は歌手で俳優の田辺靖雄(76)、女優の九重佑三子(75)夫妻の長男。靖雄の姉の息子がミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)で、いとこにあたる。小山田は過去のいじめ問題が発覚し、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任すると19日に表明したが、田辺氏は自身のツイッターで「小山田辞任へ」のニュースを引用し「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶(かな)いました、良かったですねー!」と投稿。批判が相次ぐと当該ツイートを削除し「辞任の速報を受け、取り乱して不適切な投稿をしてしまいました」と謝罪したが、その後、ツイッターのアカウントを削除した。
サンミュージック出版が発表したコメントは以下の通り。
この度は、弊社と業務委託契約を締結している田辺晋太郎がSNS上で行った不適切発言について、多くのご意見を頂戴しております。
当該発言により、発言をご覧になった方々に不快な思いをさせてしまったこと、また、関係者の方々にご迷惑をお掛けしたことについて、深くお詫びを申し上げます。
本件を受けて、弊社においても、社会的影響力についての認識を強化していくとともに、タレントおよび従業員に対する教育を邁進していく所存です。
2021年7月20日
株式会社 サンミュージック出版