中瀬ゆかり氏 小林賢太郎氏解任で聖書引用「過去からの復しゅうを考えさせられた」
2021年07月22日 18:15
芸能
20日には過去のいじめを理由に、開会式の楽曲担当だったミュージシャン・小山田圭吾(52)が辞任したばかり。中瀬氏は「次から次へという感じ」と話しつつ、「任命した側が、この方たちにお願いした時に、どれほどの、いわゆる政治家とかで使われる“身体検査”、過去も含めて、ちょっと調べれば検索すれば出てくることでもやらなかったのか?それとも、見たけど、小山田さんもそうだけど、古い話だし、問題にしないと判断したのか?そのへんも含めてどう選んだのか」と、組織委員会の調査事情に疑問を呈した。
小林氏の問題のコントは、98年に発売されたラーメンズの映像作品に収められていた。小山田のいじめ問題は、94~95年に発売された雑誌のインタビューからのもの。ともに、20年前の出来事から掘り起こされたものが、SNS上で拡散した。中瀬氏は「物事の是非とかそういうのを言ってるんじゃなく、過去にまったく何もない人って、この世にどれだけいるのか?自分も含めてですけど、必ず何か他人を傷付けたり、当時はおもしろいと思って言ったような、危険な発言をしたことがあると思う」と持論を口にした。
さらに、新約聖書の「ヨハネの福音書」に記された物語を引用。「よく『ヨハネの福音書』の中で『あなた方の中で、罪を犯したことのない者だけがこの者に石を投げよ』というのがありますけど、私の中にも過去からの復しゅうというか、過去の恐ろしさを考えさせられる話でした」と話していた。