【東京五輪 開会式 ( 2021年7月23日 国立競技場 )】
日本選手団は白いジャケットに赤いパンツの「日の丸カラー」姿で一番最後に入場した。カラーは前回1964年の東京五輪の時と同じ組み合わせながら、独自性を表すため赤と白は上下逆にした。第一印象についてファッションエディター・軍地彩弓さんは「日本人らしいきちょうめんさが際立ったが、物足りなさが残った」と分析した。
コンセプト「ニッポンを纏(まと)う」を体現するよう、全て国産素材が使われたが「ディテールは素晴らしくても、前回の東京五輪からのアップデート感は見られず、復興五輪、ダイバーシティーへのビジョンが見えにくかった」と残念がった。
25日は、世界の公式ウエアを詳しく解説する。