瀬尻稜、本紙に告白「ヤバいですかね…」 スケボー「鬼ヤバ」解説でネット民絶賛

2021年07月26日 05:31

芸能

瀬尻稜、本紙に告白「ヤバいですかね…」 スケボー「鬼ヤバ」解説でネット民絶賛
スケートボード中継の解説で注目のプロボーダーの瀬尻稜 Photo By スポニチ
 東京五輪は25日、初採用のスケートボード男子ストリートで地元・東京生まれの堀米雄斗(22)が王座に就いた。NHKの中継は、プロボーダー瀬尻稜(24)が「鬼ヤバ」「ハンパない」などと連呼するファンキーな解説で盛り上げ、新種目の魅力をお茶の間に広めた。一方、米国を拠点とする堀米には、二刀流で大リーグを席巻する大谷翔平(27)との“共通点”も浮上した。
 堀米の他にも金メダル級の注目を集めたシンデレラボーイが現れた。中継の解説を務めたプロボーダーの瀬尻だ。選手たちのトリックを「ビタビタにハマっている」など独特の言い回しで称えつつ、技術的なポイントは丁寧に説明。その反響はすさまじく、ネット上では「いいっスねぇ→7~7・5点、ヤバイっす→8~8・5点」など語録がまとめられるほど話題となった。

 放送後に本紙の取材に応じた瀬尻は「こんなに話題になるなんて思ってなかったッス。ヤバいですかね…」とストリート系の雰囲気は漂わせつつ、小さな声であくまで謙虚に振り返った。

 世界的な大会はもちろんのこと、本格的な解説は今回が初。発する言葉のフランクさからは想像もつかないが、実はガチガチに緊張していたという。「格好をつけず自分らしく使い慣れた言葉で選手の凄さを伝えたかった」と、無我夢中で普段着トークに徹したようだ。10年以上前から交流がある堀米へも「あんなにヘラヘラしていたのに立派になって。やっぱ雄斗はスゲ~」と瀬尻らしい言葉で最大級の賛辞を贈った。

 自身も幼少期から競技を始め、2013年には17歳で日本人初のW杯優勝を経験。当然、今大会での活躍を期待する声もあったが「純粋にスケボーを楽しみたい」との思いから五輪を目指さなかった。選手とは異なる立場で夢の祭典に携わり「解説席から見た選手たちは、ただただ輝いていて、カッケ~という感じでした」と目を細めた。

 この日、共に実況を務めたフジテレビ倉田大誠アナウンサー(39)からスケートボードの技の数を問われ「無限っすね」と回答した。これにはネットが「適当だな~」と沸きに沸いた。しかし堀米自身も競技の魅力を「誰もやらないオリジナルを生み出すこと」と技のレパートリーは無限大であることを強調しており、瀬尻の言葉は適当に見えて実は芯を食っていた。

 トリックの説明だけでなく、ストリートの文化について説明することも心掛けた。「スケボーはカルチャーだということ、スケボーは自由だということ。そんな側面も伝えていきたい」。きょう26日にも女子ストリートで解説を務める。メダリストの期待とともに、新たな名言に注目が集まる。

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