東京五輪開会式 56・4%の驚異的視聴率!64年東京五輪の61・2%に迫る 瞬間最高は61・0%
2021年07月26日 09:10
芸能
午後8時25、26分は歌手・MISIA(43)による国家斉唱が終わり、故人を追悼する「MOMENT OF REMEMBRANCE」の中で俳優・ダンサーの森山未來(36)がダンスパフォーマンスをした場面。午後8時47分は各国選手団が入場し始めた場面だった。
午前中の放送となった前回16年リオ五輪は23・6%(8月6日前8・43、190分、NHK総合)だった。
新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった第32回夏季オリンピック東京大会は、開催都市・東京が緊急事態宣言下にある中、東京都新宿区の国立競技場で開幕。開会式のクライマックス、聖火台点灯はテニス女子の大坂なおみ(23=日清食品)が行った。
開会式には選手、役員約6000人が参加。大会名誉総裁を務められる天皇陛下、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら参加者が新型コロナの犠牲者のために黙祷。華美な演出は控えられ、無観客のスタジアムに歓声は響かなかった。天皇陛下の開会宣言は「祝い」の文言は使われず、祝祭感を抑えた表現となった。
入場行進は初の五十音(あいうえお)順。日本選手団は開催国として最後に登場。バスケットボール男子の八村塁(23=ウィザーズ)とレスリング女子の須崎優衣(22=早大)がペアで旗手を務め、主将の陸上男子・山県亮太(29=セイコー)と副主将の卓球女子・石川佳純(28=全農)が選手を代表して宣誓した。
各国選手団の入場行進曲は「ドラゴンクエスト」の「序曲:ロトのテーマ」をはじめ、世界中で愛される日本のゲーム音楽をオーケストラが演奏。君が代はMISIAが独唱した。森山は新型コロナの犠牲者をしのぶダンスパフォーマンスを披露。歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)は成田屋に伝わる「歌舞伎十八番」の演目の一つ「暫(しばらく)」を演じ、見えを切った。
実施される50競技の動くピクトグラム(絵文字)を体現したパフォーマンスコンビ「GABEZ」(ガベジ)が海外メディアから高く評価された。