志らく 「ずっと見ていた」五輪開会式にチクリ「ちょっとなんか中途半端かなという気はした」
2021年07月26日 18:02
芸能
式典の内容や費用に賛否両論あることにふれ「私は正解が何か分からないから、一概に非難はできない」としたものの「足りないところ」として、お笑い芸人の劇団ひとり(44)のパフォーマンスに言及。ひとりは、トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香さん(39)と東京名所を紹介するコーナーで登場。国立競技場内の「東京オリンピックコントロールセンター」の職員役として出演し、会場の照明につながるスイッチを操作して、いたずらをしながらタブレット端末にタッチペンで「へのへのもへじ」を落書きする様子がLEDビジョンに映し出された。
「ひとりさんが出たのは素晴らしいことなんだけど、あれ(パフォーマンスは)ミスタービーンのロンドン五輪のパターンでしょう?世界的知名度、日本の知名度を考えたらば、ビートたけしさんのギャグ『コマネチ』や、志村けんさんのバカ殿や寅さんの映像を使うなど、いくらでも日本の素晴らしいコメディアンでの見せかたもあっただろうなと…」と指摘した志らく。
その他、木遣りやタップダンスの披露、歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が成田屋に伝わる「歌舞伎十八番」の演目の一つ「暫(しばらく)」の一部を熱演したことを称賛しつつ、「人間国宝がいるんだから、(坂東)玉三郎とか(中村)吉右衛門とかがズラッと並んで演目をやるととか。いくらでも日本の良いものを世界に見せるって出来たと思う。そこらへんがちょっとなんか中途半端かなという気はした」と私見を述べた。