爆問・田中 楽しみだね、意地のぶつかり合い 侍ジャパン、4日宿敵韓国と大一番
2021年08月04日 05:30
芸能
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韓国は18安打でイスラエルにコールド勝ちした勢いで向かってくるけど、日本は米国に10回サヨナラで苦しんで勝ち上がってきた。どっちの方がいい結果につながるのか分からない。だけど、侍ジャパンは投打にまとまりが出てきたのが大きいね。
先発のマーくん(田中将)と青柳投手は打たれてしまったけど、岩崎、千賀、山崎、大野雄、栗林の5投手が失点0の圧巻の投球。攻撃ではそれまで無安打だった鈴木誠選手が左翼席最上段への豪快な本塁打を打ったり、柳田選手も2打点。浅村選手も9回にいいところでつなぐ安打を放った。ここまで山田、坂本の両選手もいい結果を出してきているので、これで打撃陣も乗ってきた。投打の流れが凄く良くなってきたと思う。
一方の韓国は打撃のチーム。元メジャーリーガーの金賢洙選手が決勝トーナメント1回戦のドミニカ共和国戦でサヨナラ安打、イスラエル戦では2点本塁打を放つなど好調なんだよね。注目は元中日の李鐘範さんの息子の李政厚選手。名古屋生まれでイチローさんに憧れているっていうからどんな打撃をするのか楽しみ。元阪神の呉昇桓投手も救援陣に入っているから、登板機会があるのかどうか、こっちも見どころの一つになるのかな。
2019年のプレミア12では侍ジャパンが韓国の大会連覇を阻止したから、韓国国内ではリベンジを願う声が上がって盛り上がっているみたいだね。日本は韓国に五輪では00年のシドニー大会3位決定戦で、08年の北京大会では準決勝で敗れた。稲葉監督は北京五輪で選手として出場していたから、個人的にもリベンジにもなる。いずれにしても意地のぶつかり合い。ワンサイドゲームにはならないんじゃないかな。
1964年の東京五輪では野球で金メダルを狙うなんて思いもしなかっただろうね。もし当時、侍ジャパンを結成していたら、ONとノムさん(野村克也さん)による夢のクリーンアップだったんじゃないかな。今のチームにはぜひ1984年のロサンゼルス大会以来の金メダルを獲得して、いつか振り返った時にドリームチームだったって呼ばれる活躍をしてほしいな。