カンニング竹山 東京五輪閉会式でスカパラ登場し涙「ギムラさんが見たらたまんねえだろうなと」
2021年08月09日 13:47
芸能
そんな中、竹山は、ショーで演奏を担当した世界的スカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が目を引いたという。「スカパラが出た時、その手があったかと思ったよ。『そうか、スカパラがいたわ』と思って。スカパラがやっているのを俺もかみさんと見てたけど。ワイン飲みながらっていうのもあったかもしれないけど、高ぶっちゃって、ちょっと泣いちゃって、かみさんにすげえバカにされて」と明かした。
涙してしまったのには、竹山なりの理由があったという。実は竹山は古くからの同バンドのファン。「スカパラを若い時から見てる俺から言いますと、僕が大好きなクリーンヘッド・ギムラさんっていうスキンヘッドの方がいたのよ。若くして病気で亡くなっちゃうんだけど、その人が『スカパラは世界でやらなきゃいけないんだ』って言って、若い時からスカパラは世界でやってたのよ」とエピソードを披露した。
ギムラさんはバンド結成初期から活躍したが、脳腫瘍のため95年に死去。32歳の若さだった。そのギムラさんが生前、口にしていたのがバンドの世界進出だったという。五輪という最高の舞台でギムラさんの遺志を実現したスカパラに、竹山は感動したといい、「これをもし、ギムラさんが見たらたまんねえだろうなと思いながら、ワインを飲んでたら泣いちゃった」としみじみ語っていた。