侍ジャパン悲願の金メダル! 米国との決勝戦の視聴率は37・0% 瞬間最高は44・2%
2021年08月10日 09:32
芸能
瞬間最高視聴率は午後9時58分に記録した44・2%。9回表、マウンドの栗林が2アウトまで追い込むも、8番・アレンに右安打を放たれた場面だった。
個人視聴率は23・5%。占拠率(シェア=テレビをつけている世帯全体の中で該当番組を見ている世帯の割合)は49・5%に達した。
中継は数回の放送枠に分けて放送。試合前の事前番組(後6・05~6・45)は世帯12・5%、個人7・0%、試合前半(後7・30~8・29)は世帯30・4%、個人19・1%、試合終了後(後10・05~10・8)は世帯34・4%、個人21・6%、表彰式(後10・11~11・05)は世帯22・2%、個人13・2%だった。
今大会の野球中継の世帯平均視聴率は7月28日「日本×ドミニカ共和国」(NHK総合、後3・05)が14・0%、7月31日「日本×メキシコ」(TBS、前11・45)が12・0%、2日「準々決勝 日本×米国」(TBS、後6・30~11・10)が19・9%、4日「準決勝 日本×韓国」(NHK総合、後9・20~10・33)が26・2%だった。
野球日本代表「侍ジャパン」が決勝で宿敵・米国と再び対戦。2―0で接戦を制し、悲願の金メダルを獲得。1次リーグから無傷の5連勝で、五輪での金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス大会以来37年ぶり2度目。正式競技、プロ選手参加となってからは初の快挙となった。
試合は3回、ヤクルト主砲で代表では8番に座る21歳の村上が1号ソロを放って先制。1―0でこう着状態となる中、8回に1死二塁、吉田正の中前打が本塁悪送球を誘い、山田が本塁生還を果たし、待望の追加点を挙げた。投げては、先発右腕・森下(広島)が3安打5奪三振の5回無失点投球でチームをけん引。千賀(ソフトバンク)、伊藤(日本ハム)、岩崎(阪神)とつなぎ、9回はバトンを受けた守護神・栗林(広島)がピシャリ。米国相手に完封リレーを完成させて逃げ切った。