新型コロナウイルス感染患者の対応にあたりながらTBS「Nスタ」(月~金曜後3・49)など多くのテレビ番組にリモート出演を続けて現場の悲痛な声を訴え続けている「インターパーク倉持呼吸器内科」(栃木県宇都宮市)の倉持仁院長が10日、自身のツイッターを更新。丸川珠代五輪担当相(50)の発言を叱り飛ばした。
丸川大臣は10日に行われた閣議後の記者会見で、東京五輪期間中(7月23日~8月8日)に新型コロナウイルスの感染者数が増加したことについて「五輪の開催は感染拡大の原因にはなっていないものと考えている」と発言。国民からは批判の声が相次いでいるが、倉持院長はそのことを報じるニュースを貼り付けた上で「もうそんな事をおっしゃってる場合ではありません」とバッサリ。「それはのちに科学的な方法で明らかになります。ハウス!とは言えませんので、、、、」と続けて静かに怒りをにじませた。
丸川大臣は国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が東京五輪閉幕翌日の9日夕方に東京・銀座を散策した件についても「まず14日間しっかりと防疫措置の中で過ごしていただいているかということは重要なポイントだと思います。加えて不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきものであります」と語り、火に油を注いだ。