桂春蝶「お客さんもコロナを乗り越えてくる。演者も覚悟がいる」 2年ぶり開催「くしかつの会」
2021年08月12日 20:04
芸能
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3日間開催で、交替でトリを務める。吉弥は「自分で創った3作で、お客さんをどう納得させるか挑戦の場」」と新作落語「ちゅうがえり」「にょろにょろ」「メリーさん」を披露。「50歳になったら勝負。そのためのネタを」と春蝶は「ねずみ」「死神」「紺屋高尾」を選択。かい枝は「星野屋」「茶屋迎い」「船弁慶」を演じるが「自分が(2人に)負けないようなネタで。にぎやかでチャレンジ気味のものを」と師匠の5代目桂文枝さんが1番好きだった「船弁慶」のネタに挑む。吉弥からは「先代の文枝師匠、メチャ面白かった。それをあえてやるのがかい枝さんです」とプレッシャーもかけられた。
新型コロナ禍で、高座での仕事も激減。だが、手をこまねいて我慢している場合ではない。「落語って人生をかけてやってもいい仕事」という吉弥に、「お客さんもコロナを乗り越えてくる。演者も覚悟がいります」と春蝶も真剣な“笑い”を届ける構えだ。