1990年代に空前のバスケットボールブームを巻き起こしたバスケ漫画の金字塔「スラムダンク」の新作アニメ映画「SLAM DUNK」(タイトル未定)が2022年秋の公開を予定していると13日夜、公式ツイッターで発表された。スタッフも30秒の動画で発表され、監督・脚本は原作者の井上雄彦氏(53)が務めることが明らかになった。今年1月の映画化発表時、公開時期は明かされていなかった。
映画化は今年1月7日、井上氏が自身のツイッターに「SLAM DUNK 映画になります!」と直筆メッセージを記した動画を投稿し、電撃発表。気になるストーリーや公開時期について、映画を手掛ける東映アニメーションはスポニチ本紙の取材に「お答えできません」とだけ答えたが、この夜、公開時期とスタッフが判明した。
「スラムダンク」は96年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。単行本は31巻まで発売されており、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。テレビアニメは93年から96年に放送された。劇場版アニメは過去に4作が公開されているが、いずれも連載中だった。
テレビアニメ版は全国大会前に終了。伝説として語り継がれる山王工業戦を含む全国大会編がついに動画になるのか。それとも、原作の最終回の続きが描かれるのか、注目される。