ナイツ 初の一門会で“師匠”の難しさ痛感 土屋伸之「たけしさんとか、どうやって育ててたのかな」
2021年08月14日 14:04
芸能
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初の試みとあって、弟子の2組はナイツが得意とするおなじみの「ヤホーで調べました」ネタ、「歌にツッコミを入れる」ネタに挑戦した。塙宣之(43)は「たとえばナイツが死んだとしても、フォーマットを我々が引き継ぎますと。たとえば、ヤホーネタを弟子がやる、みたいなところが、一つの見どころだったわけですよ」と意図を説明。2組が担当する前説でも、観客に主旨と見どころを説明するよう伝えたという。
ところが、前説では塙の期待したような説明がされなかったという。「『出て来ますよね。企画をやって、その後に“フォーマットの漫才”をやって、それでナイツさんが出て来て…という感じの流れになります。それではスタート!』みたいな感じで言うから、『いやいや、そうじゃない』と」。肝心の部分が「フォーマットの漫才」という、観客には理解が難しい表現で済まされたことに、「そこを主旨で説明してあげて、お客さんも『あ、ナイツさんもいろんなネタをやるけど、それをやるんだ』って。言わないと絶対分からないじゃん」と気をもんだことを明かした。
イベント後、塙がSNSで反応を調べたところ、「さすがナイツのお弟子さん、2組ともナイツさんに似てるような漫才だった。センスが似てるんですね」と、ナイツの元ネタで漫才したことに気づかなかった書き込みも見かけたという。
堀江は半年前、作家からキツいダメ出しをされて家出騒動も起こしたという。塙は「何でこんなやつが弟子なんだろうな」と笑わせつつ、「頑張ってもらいたいね。本当に売れてくれれば『ちゃきちゃき(大放送)』のコーナーとか、そういうのにも出てこれるんだけどね」とエールを送った。一方、相方の土屋伸之(42)は「どうやって育てるのかね、弟子って。(ビート)たけしさんとか、お弟子さんを持ってた人たちって、どうやって育ててたのかなと思ったね」と、教えることの難しさを口にした。
出水麻衣アナウンサー(37)から「フォーマットはきちんと吸収できていたんですか?」と問われると、塙は「できてなかった。あまりにもひどいから、舞台の上では『仕上がってる』って言って。一番怒ってる時に言う言葉ですからね」と、皮肉を込めたコメント。土屋は「それじゃ育たねえわ」と笑わせていた。