囲碁の最年少プロ、仲邑菫二段(12)が19日、大阪・関西棋院で第46期棋聖戦Cリーグの対局に臨み、阿部良希三段(25)に240手で黒番で中押し負けし、0勝3敗でリーグからの陥落が決まった。仲邑は優勝賞金4500万円の棋聖戦で史上最年少のCリーグ進出者として注目を集めていた。
対局後、仲邑は「Cリーグで3局打つことができ、とても勉強になりました。来期もまた勝ち上がりたいです」と語った。Cリーグでは溝上知親九段(44)、首藤瞬八段(29)に敗れ、最大5局中、リーグ残留に求められる残り3連勝を果たせなかった。来期はトーナメント形式の予選から出直しとなる。