ジェリー藤尾さん家族葬で別れ 次女の亜紀さん「日本で一番歌がうまい人。パパを忘れないで」

2021年08月20日 19:52

芸能

ジェリー藤尾さん家族葬で別れ 次女の亜紀さん「日本で一番歌がうまい人。パパを忘れないで」
ジェリー藤尾さんが荼毘(だび)に付され斎場を後にする(左2人目から)長女・美紀さん、次女・亜紀さん、元夫人の渡辺友子(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 8月14日に急性肺炎のため81歳で死去した歌手で俳優のジェリー藤尾(じぇりー・ふじお、本名藤尾薫紀=ふじお・しげき)さんの葬儀・告別式が20日、神奈川県横浜市の斎場で営まれた。喪主の次女・板谷亜紀(いたや・あき)さん、孫、ひ孫ら近親者約30人が参列した。
 喪主の亜紀さんは最後の挨拶で涙ながらに「本当に悲しいです。火葬されるときに“パパ、パパ”と自然に叫んでいました。亡くなってから、いろいろな人から電話をいただき、“パパってすごい人だったんだなあ”と改めて思いました。最後の数カ月はパパと一緒に暮らせてよかったです。私は日本で一番歌がうまい人だと思っていました。いつまでもパパを忘れないでください。ありがとうございました」と語った。戒名は「壽徳院秀歌日薫居士位(じゅとくいんしゅうかにっぽうこじ)」。

 ◇ジェリー 藤尾(じぇりー・ふじお、本名藤尾薫紀=ふじお・しげき)1940年(昭15)6月26日生まれ、中国・上海市出身。専修大学付属京王高在学中の57年にバンドボーイとして米軍キャンプを回り始める。58年に「水原弘とブルー・ソックス」のシンガーとして日劇ウエスタンカーニバルに初出演。61年に「悲しきインディアン」でソロデビューした。離婚後は独身を貫き、一時、千葉市の有料老人ホームに2年ほど入ったほかは1人暮らしをしていた。

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