舛添要一氏「オオカミ少年ですよ」 緊急事態宣言をバッサリ「トップにやる気があるかどうか」

2021年08月22日 16:29

芸能

舛添要一氏「オオカミ少年ですよ」 緊急事態宣言をバッサリ「トップにやる気があるかどうか」
舛添要一氏
 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が22日放送のABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演。新型コロナウイルス新規感染者が増加している現状に危機感を募らせた。
 国内で21日、新たに2万5492人の新型コロナウイルス感染者が確認された。2万5千人超となるのは3日連続。群馬や愛知など9県で過去最多を更新したほか、重症者も前日から72人増えて1888人となり、9日連続で最多となった。舛添氏は東京都の新規感染者数が5000人を超えたことに触れ、「とにかくいろんな問題がありすぎちゃって。実態はもっと多いと思う、5000人どころじゃなくて。陽性なんだけど症状出ない人が外を歩いている」と指摘。変異株は感染力が強いとし、「人ごみの中に行かないことを決めないとダメなくらい、ひどいのが来たと思っています」とコメントした。

 共演者が「プレハブでいいからコロナの専用病棟を作って一気に治療とかできないのかな」と話すと、舛添氏は「土地はいっぱいあいていますよ。代々木公園見てください、作ろうと思えば。今回、酸素ステーション作る場所があるわけでしょ、なんでそれを病院にしないんです?と思う」と話した。続けて「要するにトップにやる気があるかどうか、それだけの話で。役人は反対するんですよ、こういう法律があって難しいですよって。そういうことを超えるために感染症法の体系があるわけなので、非常事態なのに」と漏らした。

 ワクチン接種がキーポイントと、舛添氏。供給量が不足しているとしつつも「とにかくどんどんかき集めてやらないと、打たないより打ったほうが絶対いいんですよ」と声を大にし、「今ワクチンしか手がないですよ。抗体カクテル療法とかあるけど値段が高いし、量が少ないし」と述べた。

 一方、緊急事態宣言の効果について意見を求められると「全くありません」とバッサリ。「毎回毎回やっていてみんな慣れちゃって。オオカミ少年ですよ。オオカミ来たオオカミ来たって、そういう状況だから全く(効果が)ないですよ」。飲食店への協力金が遅れていることに言及し、「お店が潰れているじゃないですか、にっちもさっちもいかなくなって。食っていけないからしょうがないじゃないかって。そっちやらないで(緊急事態宣言を)やったって無理ですね」と話していた。
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