鶴瓶「心に穴」 兄弟子・仁鶴さんの訃報に沈痛も「僕らが笑福亭の看板を背負っていかなきゃ」
2021年08月22日 17:24
芸能
鶴瓶が入門前、仁鶴さんの落語を聞きに行ったところ、その寄席に出ていた松鶴さんに魅了されたという。「お兄さんの市民寄席を見に行ったらうちの師匠が出ていてって。あ、この人(仁鶴さん)の師匠なんだって、その時めっちゃ面白かったんですけど。それでうちの師匠のところに行ったんですよ、市民寄席の楽屋に」と、弟子入りするきっかけを振り返った。
仁鶴さんには緊張感を持って接していたといい、「電話するの緊張しましたもん。携帯電話ってトンネルに入ったら止まるやん、緊急時に電話した時にね。偉い怒られました」とエピソードを明かしつつ、「僕らが緊張しているだけで、本当は優しいんですよ」と人柄をしのんだ。
「一時代が本当に去っていったという感じ」と鶴瓶。仁鶴さんの落語は「昔からめちゃくちゃ面白かった」とし、「あの間は無理です。自分は無理ですね」と感服。「すごい人が逝って行ってしまったなって、心にポッカリ穴があいてしまったような感じですけど。僕らが笑福亭の看板を背負っていかなきゃと思いますね」と誓った。