文枝、仁鶴さんに「どう考えても勝てないわけですよ」追悼番組で吐露したその凄さとは
2021年08月29日 08:00
芸能
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落語についても、「小噺(ばなし)を積み重ねていくが、合間で挟む言葉も、小噺の並べ方もうまい。“エロ仁鶴”と呼ばれた兄さんのエッチ系のネタが、大人のお客さんにはウケた」と評した。
さらに「顔ですね。あの顔にはどう考えても勝てないわけですよ」と吐露。仁鶴さんは、ネタ中に見せる愛きょうたっぷりのおどけた表情で、たびたび観客の爆笑をさそった。「ああいう顔に生まれたかったなあ…と。大先輩に相談したこともあるんですよ。そしたら『顔だけでは何分間も笑わされへんで。中身もいるで』と。仁鶴兄さんは、顔と中身を備えてはったと思います」と語った。
また、落語でもメディアでも自在に活躍した仁鶴さんの姿に、「みんなが引っ張られ、いろんな道で個性を磨いていったと思います」と、上方落語界を導いた功績を称えていた。