中村倫也　役者人生の土台となった作品　「うんともすんともいかなかったら辞めようと」

　俳優の中村倫也（34）が29日放送のTBS「日曜日の初耳学」（日曜後10・00）に出演。に出演。27歳のときに主演した舞台「ヒストリーボーイズ」は役者人生をかけて出演した作品だったことを明かした。 　デビュー後は順調に映画やドラマに出演していたが、間もなくして「暗黒期」に突入。19歳～25歳の時期は「スーパー嫌なやつでした」「全部が敵だと思っていました」「現場に行っても嫌な感じでいた」という。

　そんな暗黒期を抜け出すべく、中村は演劇やミュージカルに注力することに。中でも「ヒストリーボーイズ」は「うんともすんともいかなかったら役者辞めようと思って挑んだ作品」だったとのこと。演出家の小川絵梨子氏からは「役者の指針となるような言葉をいただいた」と運命的な出会いもあり、演技力が磨かれたそうで、同舞台は俳優人生の土台になったと語った。