岡本圭人、単独初主演で父・健一と親子舞台共演「素敵な時間」
2021年08月31日 05:30
芸能
開演前には取材会にそろって出席し、仲睦まじい様子を見せた。圭人が健一について「子供の頃から尊敬する役者。かっこいいですよね」と言うと、健一は「家に帰って言えば良い」と照れ笑い。稽古からは2人で一緒に帰っており、圭人は「ここまで親子で話すことが今まであまりなかったので、素敵な時間を過ごしている」とうれしそうに語った。
共演の若村麻由美(54)は親子で役者としてのタイプが違うと語り、健一は“全てを引き回すようなパワーを全開にしていく”役者である一方、圭人は“ひたむきで誠実で、純粋”という印象。役者としてのたたずまいの違いに、圭人も「事務所に入った頃からあなたとパパは違うと言われてきた」と納得の表情だった。
圭人はHey!Say!JUMPに所属していた2018年9月から芸能活動を休止し、米国の演劇学校に2年間留学。今年4月にグループから脱退し、俳優業に専念した。
それから初めての大舞台を前に「自分の仲間にも応援してもらった。覚悟を持って、皆さんに思いを届けられるように過ごしてきた」と改めて決意。大先輩でもある父とともに、役者の道の第一歩を踏み出す。
東京公演は来月12日まで同所で。その後、全国7カ所で公演を行う。
≪メリーさんに“感謝”≫14日に亡くなったジャニーズ事務所名誉会長のメリー藤島さんについて健一は「自分の母親が亡くなってからは母親以上の母親という感じで接してもらった」と振り返り「好きなことをやって素敵な人たちに囲まれて、大往生だったと思う」と語った。圭人は幼少期からメリーさんと交流があり、「自分にとって太陽のような存在」と表現。「ずっとファクスでやりとりしていてその時間が楽しかった。自分にとって思い入れのある時間だった」と話した。