日本でも放映された米人気テレビドラマ「ザ・ワイヤー」に出演していた俳優のマイケル・K・ウィリアムズ氏(54)が6日、ニューヨーク市ブルックリンのマンションで遺体となって発見された。親族が発見して警察に通報したもので、当局では薬物の過剰摂取の疑いがあると見ている。
マドンナやジョージ・マイケルのミュージック・ビデオにダンサーとして出演していたウィリアムズ氏はその後に俳優に転向。ボルティモア(メリーランド州)を舞台にして製作されたHBOのテレビドラマ「ザ・ワイヤー」では麻薬の密売組織を襲撃するグループのリーダー「オマール・リトル」を演じて人気があった。
映画ではアカデミー賞の作品賞を受賞した2013年の「それでも夜は明ける」や、2014年の「ロボコップ」などに出演。2020年のテレビドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」が最後の出演作品となった。