橋下徹氏、愛知“密”フェスで政治行政の責任指摘 直前の酒類提供停止に「急に言われても赤字どうする?」
2021年09月07日 15:28
芸能
主催者側の落ち度ばかりが糾弾される中、橋下氏は「政治行政にも問題ある」と一石を投じた。同県で宣言が発出されたのは、フェス開催2日前の8月27日。「直前に緊急事態宣言を発令されて、酒類提供禁止にせざるを得ない。仕入れたものを売れないと急に言われても、民間事業者としては赤字どうするんですか?という話になります。補助金も出ているみたいですが、政治行政がイベントなんかを止めに行くのなら、しっかりした補償をしなければならないと思いますよ」と私見を述べた。
東京商工リサーチの調査では、新型コロナによる経営破綻はこの1年で2000件に到達。緊急事態宣言により、経営が圧迫され続けている事業者も多い。橋下氏は「決して主催者がすべて正しいと言うつもりはありませんが、それでもイベントを中止したり、特定の業種の営業を止めたりするのであれば、赤字分はしっかり補償、完全補償するような仕組みがないと。国民側からすると、猶予期間を与えてくれないと、急に中止できない、仕入れた物を廃棄できないよという言い分は絶対、出て来ると思う」と、事業者側の思いを代弁するように話した。