古賀悠聖四段 フリークラスからC級2組へ昇級で、史上10人目の快挙 新人王戦で梶浦宏孝七段に勝利
2021年09月08日 19:50
芸能
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この日の勝利は梶浦宏孝七段(26)から116手で挙げた。梶浦は今年度、竜王戦決勝トーナメントでもベスト4に進出するなど好調で、古賀の苦戦が予想されたが下馬評を覆した。
福岡県出身で元日生まれ。ちょうど61歳年上のレジェンド、加藤一二三・九段(81)と共通点が2つあることでも知られる。中田功八段門下。11年、6級での入門前から通った福岡将棋会館時代の恩師、本紙観戦記者の関口武史指導棋士五段は「棋譜並べや詰将棋を地道にやった姿を思い出します」と振り返り、「カセが取れて、これからノビノビ指してくれたら」と期待する。
四段昇段は昨年10月。三段リーグを次点2回による突破だったため、順位戦に参加できないフリークラスからの船出となった。10年以内にC級2組へ昇級できなければ引退という条件付き。古賀は昇段時、「2年以内に抜けたい」と目標を掲げ、それをさらに1年短縮する有言実行も果たした。