「TOKYO MER」鈴木亮平「すべて最終回に帰結」先週それでも「描かなければいけない回」だったワケ

2021年09月10日 14:25

芸能

「TOKYO MER」鈴木亮平「すべて最終回に帰結」先週それでも「描かなければいけない回」だったワケ
日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」最終回(第11話)。喜多見(鈴木亮平)は再び立ち上がれるのか(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の鈴木亮平(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)は今月12日、注目の最終回(第11話)を迎える。10日、鈴木が自身のツイッターを更新。視聴者絶句の展開となった第10話(9月5日)を振り返り、最終回をPRした。
 <※以下、ネタバレ有>

 鈴木が同局看板枠・日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 最終回は最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を亡くし、失意の喜多見(鈴木)はMER脱退を告げ、赤塚(石田ゆり子)は意識不明のまま。音羽(賀来賢人)も天沼(桂文珍)に動きを封じられ、遂にMER解散が決定してしまう。そんな中、エリオット椿(城田優)による連続爆破テロで東京中が炎上。多くの負傷者が出るが、喜多見も音羽も出動せず。ERカーの使用も禁じられ、MERメンバーは最大のピンチを迎えた。しかし、その時、それぞれの心を震わせる「言葉」が響いた…という展開。

 鈴木は「『TOKYO MER』いよいよ、あさって最終回を迎えます。先週は、皆様と同じく我々にとってもつらい回でした。しかし、描かなければいけない回でした。この喪失の先にきっと『命を救う仕事』を選んだ者たちの矜持を、人間の崇高さとでも呼べるものを見ていただけると信じるからです」と前回の展開について説明。

 「最終回は、非常に『MERらしい』回となっています。我々がこの作品で描こうとしたものが、すべて最終回に帰結します。世界が暗闇にのみ込まれそうでも、遠くに見えるわずかな希望の光を見つめて、何卒、日曜日の最終回までお付き合いいただければ嬉しいです」と呼び掛けた。

 9日には、約1分の最新予告動画が公式サイトで公開。出動要請にも、音羽は「喜多見チーフは不在。他のメンバーはMERへの参加を禁止されています。出動はできません。やはり医療従事者は危険な現場に行くのではなく、安全な病院で患者を待っているべきだったんです」。そして、元妻・千晶(仲里依紗)からの「いざという時に、あなた何やってるのよ!今、みんな、必死に闘ってるんだよ」という叱咤激励にも、喜多見は「無理だ…」と弱音。喜多見は再び立ち上がれるのか――。

 最終回「最終章 後編」は15分拡大。タイトルは「伝説に消えた勇者たち…MER最後の戦い」。

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