東野幸治 MC業の信条は「僕はミーアキャット」 根底に月亭八方の教え…その心は?
2021年09月11日 11:37
芸能
東野は自らを「とにかく僕はミーアキャットですから」と表現。「穴から出て、手を縮こませて、右に左に見て天敵がおれへんのを確認して表出ますから。常に穴に入ってる状態ですから」と付け加えた。
さらに退陣が決定的となった菅義偉首相と重ね合わせ、「立場は分かってますから。僕もアホじゃないですから。これに調子乗って『俺も最重要人物や』と思って、日テレやフジテレビを闊歩していたらあかんのですよ。人には立場、立場がありますから。菅さんは総理で光ってましたか?光ってないでしょ?官房長官なんですよ。僕は総理の器じゃないんです。だまされません」と、おだてる声を聞き入れない決意を示した。
以前、落語家・月亭八方(73)にされた忠告が心に残っているという。「『一流はずっとトップを走っているから大変だ』と。『ちょっとこけたりすると、落ちていく。落ちたら二流になると思うやろ?違うねん。一流はな、落ちたら三流になんねん』って」というもので、「東野君、二流はええぞ?」とも勧められたという。
八方の言葉を胸に刻みつつ、「その八方イズムがあるから、『壁があったら上らず、う回しろ』という師匠の教えがあるから、『そうなんや。俺の目指すところは超二流や』って思って」と、邪念とは無縁の心意気を明かしていた。