米同時テロ20年 SUGIZOが世界平和への思い「暴力では人は、国は決して変えられない」
2021年09月11日 19:28
芸能
事件を機に米国は、アフガニスタンへの軍事攻撃を遂行し、イスラム主義勢力タリバンによる政権を崩壊させた。今年8月に米軍は同国への駐留を終えたが、同国では再びタリバンが政権を樹立した。
SUGIZOは続くツイートで、「21世紀も20年以上経った今現在、世界からテロは未だ無くなっていない。アフガンもイラクも混迷の最中にある現在、あの軍事行動はむしろテロの脅威を、憎悪を拡散してしまったとしか思えない。各地で多くの難民が生まれ、世界はより不安定になった。貧困も格差も、そして分断も拡がった」と嘆いた。
さらに「これは軍事力で他国を民主化する、という米国の奢り、過信がもたらした悲劇ではないのか」ともツイート。「暴力では人は、国は決して変えられない。その最も根本的で大切な倫理を今、改めて世界の全ての人々が認識するべきだ。20年前のような惨劇をもう2度と起こさせないために。そして未来のために。祈りと共に」と、世界平和への思いをつづった。