「おかえりモネ」気象考証の予報士・斉田季実治氏 まさかの本編登場!初ドラマ 西島秀俊同僚役「感無量」

2021年09月14日 08:15

芸能

「おかえりモネ」気象考証の予報士・斉田季実治氏 まさかの本編登場!初ドラマ 西島秀俊同僚役「感無量」
連続テレビ小説「おかえりモネ」第87話。朝ドラはもちろん、ドラマ初出演を果たした気象予報士の斉田季実治氏(C)NHK Photo By 提供写真
 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の気象考証を務める気象予報士・斉田季実治氏(45)が14日に放送された第87話に登場。朝ドラはもちろん、ドラマ初出演を果たした。主人公・百音(清原果耶)が勤める気象情報会社ウェザーエキスパーツの社員役。「まさかの本編への出演、とても緊張しました」としながらも、気象キャスター役・西島秀俊(50)の同僚役として社内プレゼンのシーンで隣に座り「感無量でした」と振り返った。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第87話は、百音(清原)が提案した企画は「あなたの町の気象予報士 全国津々浦々計画」。土地の産業や医療などと連携する地域密着型の予報士の必要性を力説した。しかし、安西社長(井上順)に「採用になったら、地元に帰る?」と問われ…という展開。

 百音のプレゼンを聞き「確かに年々、私たちの想像を超えるような気象現象が起きていますもんね」(気象予報士の山神明理氏)「うん。気象予報をさらに生かすには地域に密着した情報まで落とし込んで伝えることが大事かもしれませんね」(斉田氏)「悪くないんだけどね。それって、うちの会社が日本全国の自治体に気象予報士を派遣するってこと?」(安西)と論評した。

 斉田氏はNHK「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・00)の気象キャスターも担当。「おかえりモネ」は気象考証として、劇中の気象現象に矛盾がないかなどをチェック。気象キャスター・朝岡役を演じる西島に指導も行った。

 前日(9月13日)の第86話ラストにも登場したが、台詞はこの日が初。西島の横に座り、井上に台詞を渡した。「まさかの本編への出演、とても緊張しました。しかも西島さん演じる朝岡キャスターの同僚として、隣に座っているという状況に感無量でしたし、私も元は(百音らがいる)Jテレ気象班だったのだろうかと想像を膨らませていました」と喜んだ。

 「思いの外、台詞が長く、苦慮していた私に対して、西島さんが『自分の間を取ってから、話し出すと良いですよ』とアドバイスしてくださいました(緊張していて、正確には覚えていませんが…)」と撮影を振り返り「今後、気象情報の未来の形も描かれる『おかえりモネ』、最後までお楽しみください」と呼び掛けた。
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