剛力彩芽 「歌は自信ない」けど…20代最後にミュージカル挑戦「『いやいや私なんて』はもう違う」
2021年09月14日 12:15
芸能
20代最後の1年。人々が持つフレッシュなイメージとも葛藤を続けてきたという。「20歳を超えたくらいから、『私はこのまま20代後半も30代も40代も元気で明るいフレッシュなままで行くのか?』という疑問というか、それをやり続けるには苦しいと思っちゃって」。時には「『すごくいい子って聞いてるよ』って、初対面の方から言っていただけることがあって、『私、全然悪い子です』とか言っていたんですけど」と、あえて反発した経験も明かした。
長く所属した事務所を昨年で離れ、個人事務所を設立して独立した。「自分自身で挑戦することとか、責任感をより持つこととか、本当に一つ一つのことがすべてが自分に返ってくる」と、環境の変化を痛感。いちタレントとしてだけではなく、社長としての一面も加わり、「今までもそうではあるけど、たくさん守ってもらっていた分、私が誰かを守らなければいけない環境。そこはこの1年で大きく変わったところ」と責任感を口にした。
「歌うことに対して自信がない」という剛力も、あえてミュージカルで主演を務めることで、殻を破る気概で臨んだ。無事に初日を終えると、「ある意味、今望んでいたところに一歩踏み出し始められたような気がします」と振り返った。「まだまだ自分に実力が足りていないと、今でももちろん思います」と自己分析しつつも、「でもやっぱり(主役を)いただけたからこそ、『いやいや私なんて』っていうのはもう今は違うだろうなって。もう来年30なので、そろそろ不安とか、自分に自信がなくてもしっかり力を入れてないといけないのかな」と、決意の強さをうかがわせた。