「おかえりモネ」坂口健太郎「#俺たちの菅波」反響に驚き「ここまで大きく」自ら検索&使用「1時間迷い」
2021年09月24日 08:20
芸能
前日23日夜、自身のツイッターを更新し「あさイチ」生出演を告知。自ら「#俺たちの菅波」を付けた。「自分でけしかけるのは、ちょっと恥ずかしい気持ちもあるじゃないですか。ハッシュタグを付けるかどうか、1時間ぐらい迷いました。でも、盛り上がってくれたらいいなと思って付けました」と明かした。
女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
坂口が好演しているのは、登米の森林組合に併設している「よねま診療所」の若手医師・菅波光太朗。東京の東成大学附属病院に籍を置き、1週おきに登米に通う。当初は地域医療や訪問診療に積極的になれず、常にドライで無愛想。百音ともソリが合わなかったが、ひょんなことから百音に気象予報士試験の勉強を教えることになった。百音が試験に合格した際は一人、ひそかに喜び。“トムさん”ことジャズ喫茶のマスター・田中(塚本晋也)の病気と向き合った経験や百音との出会いから、訪問診療を続けることを選んだ。
不器用ながらも主人公・百音を温かく見守る姿がSNS上で大人気。その“らしい言動”は「マジ菅波」などと呼ばれ、第46話(7月19日)の「東京編」スタート時には、既に「#俺たちの菅波」のハッシュタグが生まれていた。
気象予報士として百音が上京した後も、良き相談相手。2014年春の出会いから、約5年半。ゆっくりと距離を縮め、19年9月、ついに「僕は、あなたが抱えてきた痛みを想像することで、自分が見えてる世界が2倍になった。僕はあなたといると、自分がいい方に変わっていけると思える。たぶん、これからも。この、感情がすべてだ!一緒にいたい。この先の未来、1分1秒でも長く。結婚したいと思ってる」とプロポーズ(第91話、9月20日)。しかし、百音は地域密着型の気象予報士として地元に戻ることを決断。菅波も外科医としてキャリアを積むため、東京へ。第95話(9月24日)、「結婚は…保留だね。とにかく2人の仕事が落ち着いてからじゃないと」(菅波)となった。
制作統括の吉永証チーフプロデューサー(CP)は「視聴者の皆さんも最初は、理屈っぽい菅波先生に対して『この人は一体、何を考えているのか?』と感じたと思いますが、百音や周囲の人たちと触れ合い、菅波先生自身も変わっていきました。飛んでくる柚子が取れない(第41話、7月12日)とか、ウイークポイントもあって、実は人間らしいということが分かってきて、それが菅波先生の魅力を増していると思います。役を離れても、もともと性格も申し分ない坂口さんが演じることで『菅波先生は実はいい人』に説得力があり、それがちょくちょく見えてきたのも視聴者の皆さんにはツボなんじゃないでしょうか。予想以上の反響で、ありがたいことです」と菅波人気を分析した。