中嶋朋子 「北の国から」で実息と共演 “父”田中邦衛さんの反応に「連れて行ってよかった」
2021年09月24日 14:03
芸能
しかし当初、中嶋は西村の出演に消極的だったという。「嫌だったんですよ。過酷な現場だし、自分も大変なお芝居をしないといけないのに、子供まで連れて行って…。『ちょっと無理』と断固、お断りしたんです」。そんな中、周囲からは「総出で説得されまして」といい、「邦さん(故・田中邦衛さん)をはじめ、現場のスタッフさんも素晴らしい方々で、なかなか出会えるような仕事ではない。これを味わわせるというチャンスは、私の子供でなければ、ないのではないか」と考えるようになったという。
さらに夫からも「君が母親としてあげられるギフトじゃないか?」と背中を押されたといい、「確かにそうかもと思って。彼に会ってほしい人がいっぱいいる。体験して欲しいことがいっぱいあるって…。『連れて行きます』って連れて行って」といきさつを明かした。
現場では、祖父役に当たる田中さんが喜んでくれたという。「邦さんが一番喜んで下さって。実際の孫のように、いとおしく接して下さる」。司会の黒柳徹子(87)から「田中さんにとってはうれしかったでしょうね。あなたの子供を抱けるということがね」と尋ねられると、中嶋は「『蛍の息子でよかった』とずっとおっしゃっていただいたので、『連れて行ってよかった』と思いました」と話していた。
西村はその後、俳優として本格デビューし、映画「ソロモンの偽証」などに出演した。中嶋は「『カエルの子はカエルだな』って笑っておっしゃってました」と、田中さんの反応を懐かしそうに振り返っていた。