“ロス”は一度に…櫻井と相葉コンビだからこそ実現した結婚同時発表
2021年09月29日 07:30
芸能
アイドルの結婚発表はファン心理を考えると、慎重にならざるを得ない。個々のメンバーだけでなくグループの人気や活動に影響が出る可能性も考えられる。関係者は「嵐では二宮(和也)さんが19年に結婚しており、さらにメンバー2人が相次いで結婚発表するとファンへのダメージが大きい。それなら衝撃が大きくても1度の発表で済ませた方がいいという判断があったのでしょう。事務所としても受け入れやすい提案だったはず」との見方を示した。
活動休止後もメンバー同士が連絡を取り合う嵐だからこそ実現できた方法でもあった。特に櫻井と相葉は同じ1982年生まれで「櫻葉コンビ」とファンから呼ばれるなど仲がいいことで知られる。嵐の活動を継続するか、一時休止するかの話し合いになった際も継続を強く願い調整したのが櫻井と相葉とされる。ファンの間では最近、2人の距離がより縮まったように見えると話題になっていた。
タイミングも9月末が最適だった。2人で務めていたNHKの東京五輪スペシャルナビゲーターの仕事が5日に終了。15日に櫻井が嵐のライブ映画のプレミアイベントに出席しグループ関連の活動が一段落していた。29日に自民党総裁選があり、話題がすぐに入れ替わる時期だったことも一因になったとみられる。
各方面への影響を考慮し、最善の方法として選ばれた同時発表。今後、ジャニーズアイドルの結婚ラッシュが予想される中、後輩たちの参考にもなりそうだ。 (文化社会部デスク・小枝 功一)