松田美由紀、松田優作さんの三十三回忌に思うこと「感無量というかね、ずっと共に生きてきた感覚です」
2021年10月03日 18:04
芸能
美由紀は「11日6日が命日なんですけど、今年でついに三十三回忌で。一応やろうとは思っているんですよ、こじんまりとなんですけどね」と展望を話す。「年忌でいうとほぼ最後なんですよね、次がすごく遠いのでね。だから変な言い方なんですけどね、私のお勤めが終わったかなって。奥さんをやってきたから、ちがう意味で感無量というかね。優作とずっと共に生きてきた感覚があるので」と胸中を明かした。
「亡くなってから、ポスターだったり、いろんなものが出てるんですけど、実は私が作ってたりしてるんです。『松田優作全集』っていうのも、私がアートディレクションをしてまして。ずっと共に仕事をしてきた気がして。展覧会なんかをするときに、優作の写真を見るだけで空気が綺麗になるんですよ」と、不思議な感覚を覚えることがあるという。
「気が上がるっていうか、私だけじゃなくて優作に関係している人たちみんなが言うんですよ。あるときに、女優の原田美枝子さんが『優作さんにみんな恋してたみたいよね』って言ってくれたことがあって、嬉しくて。写真を見るたびに『ちゃんとしなきゃ!』って、芯がピタっと戻る気がするんです。『この人は一体何なんだろう?』って、不思議な人なんですよ」と、感慨深げに語った。