「おかえりモネ」みーちゃん再び涙“決壊”寸前も…百音“成長の手当て”ネット「全部受け止める胆力凄い」
2021年10月06日 08:15
芸能
朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第103話は、龍己(藤竜也)が壊れたカキ棚を元に戻さず、永浦水産を畳もうとしていることが判明。亜哉子(鈴木京香)と未知(蒔田彩珠)は、どうにか続けられないかと説得する。廊下で耳にした耕治(内野聖陽)は話に入っていけず、ただ話を聞くしかなかった。将来について悩む未知に、百音(清原)は「思っていることを全部言ってほしい」と告げる…という展開。
未知「大丈夫。私が何とかする。そもそも、おじいちゃんがなんであんなこと言い出したのか分かんない。私がいんのに」
百音「でも、おじいちゃんが言っていたことは、その通りなんじゃないの?みーちゃんは研究の方が好き…」
未知「(遮るように)うるさいなぁ…。お姉ちゃんには関係ない」
百音「関係なくはないよ」
未知「じゃあ、何?お姉ちゃんがおじいちゃんのカキ継ぐ?継げる?」
百音「私にはできない」
未知「お姉ちゃんはいいね。自分の本当にやりたいこと見つけて、仕事にして、こっち戻って、好きな人とも仲良くて、気持ち通じ合ってて、結婚も。最高だよね。全部順調じゃん。全部持ってんじゃん。私の気持ちなんか、分かるわけない」
百音「(部屋を出ようとする未知の腕をつかみ)待って。聞くから。全部、思ってること全部言って。言ってほしい」。
未知「(涙ながらに)分かんないのは私だよ。私、何を選んだらいいの?研究?家の仕事?亮くん?ごめん。ダメなの。もう頭の中グチャグチャ」
百音は未知の肩をさすり“決壊”寸前の妹を“手当て”した。
SNS上には「こんなに若いのに自分を縛って人のこと羨んで生きてるみーちゃん。胸が痛いよ」「姉が順調そうに見えるのはみーちゃん自身の欲しいものを持っているからであって、決してモネ自身が順調だとは限らないんだけど、そこんところみーちゃんはまだ幼い。背伸びしたまま地元にいて果たして幸せになれるんだろうか」「みーちゃんの気持ち、それなりに受け止められるぐらい、モネも成長してるんだよなぁ」「ここへきて菅波先生のプロポーズの言葉(僕は、あなたが抱えてきた痛みを想像することで、自分が見えてる世界が2倍になった)が思い出される。モネにいい影響を与えてて凄い」「雅代さんのナレーションに救われる週だな。たぶん誰も間違ってない。後悔とか迷いとかがあって苦しくても、それは間違いじゃない。モネの全部受け止める胆力と心の体幹が凄い」「『津波見てないもんね』の断絶再びかと思ったけど、今度は食らいつくモネに心が熱くなった」「家族みんながやりたいことがあり、おじいちゃんは見抜いていたんだなぁ。今日の放送は涙あふれる」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。