野々村真 「人生観変わった」コロナ闘病公表の裏に使命感「かかることが怖いこと…恐れてほしい」
2021年10月06日 11:57
芸能
パーソナリティ―の伊集院光(53)から闘病を公表した理由について聞かれた野々村は「公表は僕の使命だと。生きて帰ってこられた、こんな苦しいこと、他の方になって欲しくないと本当に感じた」。ワクチンは未接種だったものの、基礎疾患もなく、「健康そのもの」だったということもあり、「まさか自分がなると思っていない。僕もそう思ってた」という。
「僕も仕事だったけど、仕事で感染しちゃう方もかわいそうだと思う。だけど、不要不急で感染して、こんな苦しくなって、あとで自分で後悔しても遅いんだってことを(知って欲しい)」と熱弁。「医療機関、医療従事者の皆さん、入院してすべて見てたけど、24時間態勢で寝ずに治療してくれて、看病してくれているわけですよ。それをどこにも言うことなく、使命でやってくださる姿を目の前で見て、患者が増えることでこの人たちをまた苦しめる。だから、かかることが怖いことなんだって、恐れてほしい」と訴えた。
長年の親交がある坂上忍(54)について「付き合いも長いし、医療機関の方にも何度か“まこちゃんを助けてくれ”って声をかけてくださった」と感謝の言葉も。「この病気は運がつながらないと、助からない。1つでも遅れたら、この病気は重症化して、命を奪ってしまう、それが短い期間で起きるってことだけを伝えたい。自分で自分のことを守れと言う人がいましたけど、守れないんですよ。どこでかかるかわからないから。かかった時は医者にしか治せない。お医者さんを守らなきゃいけない、そういうことを考えて行動をとってほしい。僕のそれが切なる願い」と野々村。「かかった人間はこんなに苦しんです。肺がこんなに真っ白になってどうしようもならない。吸えないんですよ、息が。こんなに普通に吸っている空気を吸うことができない。だから生きていることがそれだけで幸せ。人生観が変わった」と語った。