鈴木京香 朝ドラヒロイン抜てきの30年前「あまりに自分ができない」葛藤も現在は母親役「新鮮に」
2021年10月08日 14:16
芸能
![鈴木京香 朝ドラヒロイン抜てきの30年前「あまりに自分ができない」葛藤も現在は母親役「新鮮に」](/entertainment/news/2021/10/08/jpeg/20211008s00041000324000p_view.webp)
母親役については「自分では全然30年間あっという間だったから、同じような気持ちでいるんですけど、でもやっぱり今はコロナですから、いろんなことが変わってますね。その中で娘役の女優さんたちが凄くまぶしいぐらいで。本当に新しい感性って、こういう感じなのかとか、現場の雰囲気って言うのも少しずつ変わっているので、新鮮にやらせていただきました」としみじみと語った。
1年4カ月に及んだ「君の名は」の撮影時は、女優業に悩んだこともあったという。「あまりに自分ができないもので。楽しいんですけれども、すぐに緊張してしまって。もっとできたんじゃないかって言う日々だったんですけど。作品との出会いでだんだん楽しみの方が、不安や心配よりも増してきて」と振り返った。不安な時期は「撮影が夜遅くなってくると、セットの端っこの方に行って、(撮影が)あと何カ月かって言うのを毎日の様に数えていた日々もありました」とも語った。
当時の自分に何と声をかけたいか、と聞かれると、「諦めないで良かった、ということを言ってあげたいのと、感謝してねって言うことですね」と鈴木。「何もできない私に素晴らしい役者さんたちが一緒にやって下さって教えて下さったことも多かったし、見て学ぶこともできましたし。そういう状況にいたのに、気弱になってる時間があったなんてね。今となっては」と感慨深げに語った。