坂上忍 “借金大国”日本のばらまき政策に懸念「子供世代にツケを回すやり方をホントやめて欲しい」
2021年10月11日 15:17
芸能
そんな中、衆院選を前にした与野党からの政策では、条件こそ違えど現金給付を各党が打ち出している。この現状について、財務省の事務方トップが「文藝春秋」11月号に寄稿。日本の危機的な財政状況を指摘しつつ、現金ばらまき政策を批判した。
坂上は「素朴に思ったのは、こういった(国家の財政危機を訴える)意見を言った党はいなかったのかな?これだけあったら1個くらい、訴えたっていいじゃないですか?」と、選挙を念頭に置いた票集めにも思える政策にチクリ。「『ばらまきばかりでいいんですか?もっと全体のことを見ましょうよ』と。それが何でここ(財務省)から?って」と首をかしげた。
坂上は「本当の借金大国ですから」と何度も主張しつつ、「確かにコロナ禍において疲弊している方々にピンポイントで渡るのであれば、ばらまきではないと思う。一時的な救済でも構わないです」と、対象を絞った給付には理解を示した。
一方で、この借金を負うことになる若い世代への申し訳ない気持ちも示した。「先々のことを考えてね、子供世代にツケを回すやり方をホントやめて欲しいんですよ。選挙のたびにうまいことを言ってばらまいてきて、でもこの状況を作ってきたのは、多くは自民党政権であり、それを選んじゃったのは僕らなわけだから。いい加減どこかで区切りを付けてくれなきゃ嫌だ、というのが僕の正直な印象です」と訴えていた。