天海祐希 自分の芝居に満足できず「伸びしろあるからと」 トレーニングは「どんな役来ても動ける体を」
2021年10月15日 14:21
芸能
持論は「男は裏切るが筋肉は裏切らない」だといい、「身体作りをするようになってからですが、マッチョになるというよりは動けるようになる(ことを目指している)。酷い腰痛になったことになって、真面目に通うようになりました。10年以上、もっとか、ずっと同じ方についていただいています」とした。
そのこだわりは表情にも。「お芝居する時に、笑いたくない時にも笑うし、怒りたくない時にも怒るので、顔の筋肉は動かしているつもりなんですけど、だんだん動かさなくなってきちゃうんですよね。それで口角も下がって来ちゃうんじゃないかなという持論です。表情は大きく取るようにしてます。沈んだ顔の顔ができるよりは笑った顔のシワのほうがいいなと思って」と話した。
さらに、天海は「出来る限り、自分が満足できるお芝居(ができたら)、最高、完璧って思ったらやめなきゃいけないと思っているんです。ずっと悔しいから続ける、できないから続ける、大好きなゆえに。今、そういう感じなんですけど、100%なんていつまでたっても出せないだろうし、それに向かって、お仕事をしていきたいと思います。それが可能なように体力をつけておきたいと思っています」とコメント。ヒット作も数多く持つ天海だけに、意外な言葉だが「その時は一生懸命で、今できるベストと思ってやるんですけど、何年か経ってもう1回見直すと、ああ、もっとこんなふうにできたなと思う。それは自分がまだ伸びしろがあるからだと思っています」と飽くなき向上心を明かした。