さだまさし 35億円の借金抱えた過去…年間100回超えるペースでコンサート開催「日本を1年間で2周」
2021年10月28日 15:15
芸能
自己破産をすすめられるも、さだは返済を決意。「元々、そんなお金があった中で生きてきたわけじゃないので…『これ無理だよ』ってスタッフに言われたけど、『じゃあ、本当にダメになったら諦めるから、本当にダメになるまでとりあえず走らせて?』ってスタッフに頼んで」と話し、「『つらいよ』って言われたんですけどつらいね」と当時を振り返った。
借金を抱えた中での音楽活動は過酷な道のりだったといい、「僕は1人でやってませんから、会社も持ってますしコンサートのスタッフがいますし、バンドがいますからみんなの生活を僕は支えないといけないじゃないですか」と説明。「お金入ってきたからっていって、僕が先に取るわけにはいかないんで。まず、みんなが取って残ったら回してっていう状況が長く続いたんですけど、(お金は)残らないですよね」と苦しかった状況を思い返した。
その後、年間100回を超えるペースでコンサートを開催し続けたさだ。「コンサートでしか、僕は他にお返し出来る方法がなかったんで。1番すごい時は日本を1年間で2周しましたね」と当時を回顧。そして、映画の公開から30年経った2010年に見事、借金を完済したと明かした。