6月から8月にかけて行われた将棋の第62期王位戦7番勝負で挑戦者の豊島将之竜王(31)を4勝1敗で下し、タイトルを初防衛した藤井聡太王位(19)=叡王、棋聖含め3冠=が28日、東京都内で行われた就位式に出席。日本将棋連盟の佐藤康光会長(52)から就位状、王位杯が授与された。
師匠の杉本昌彦八段(52)から「これからも豊島竜王との勝負は続く。藤井王位の活躍は今後も楽しみでしかありません」との祝辞を受けた藤井は謝辞で「第2局の厳しい展開から勝つことが出来て流れをつかんだと思う。序盤での課題がみつかったシリーズ。この課題を見つめ直し、前に進んでいきたい」とあいさつした。