「おかえりモネ」最終回 りょーちん笑った「オレの船だ!」新次“ガッツポーズ”ネット感涙「おめでとう」
2021年10月29日 08:15
芸能
朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けたオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描いた。
最終回は、未知(蒔田彩珠)の大学合格を祝うため、東京の明日美(恒松祐里)も帰省し、幼なじみ6人が永浦家に集まる。皆が見守る中、百音(清原)は“あの日”以来、閉じたままだったサックスケースを開ける。そして2020年2月。百音、未知、新次(浅野忠信)たちに見送られ、亮(永瀬廉)は海へ。耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)も海へ、それぞれの道を歩み始める。そして数年後…という展開。
遭難寸前になりながら、ようやく亮が手にした船の出航。耕治は「亮が自分で買った船乗って、おまえ(新次)がそれをうれしそうに見送る。そんなとこ見てしまったら、オレたぶん泣く。オレ、見んのが怖いんだよ。見たら、オレが救われてしまうんじゃないかって。おまえたちに、何ができんだって、思ってきた。オレが、胸なで下ろしてしまうんじゃねぇかって。そんなもんじゃねぇだろ。そんな簡単じゃねぇだろ。だから、オレが見て泣くのは、もう少し、先にしときたいんだよ」とあえて見送らなかった。
新次「いい船でねぇか」
亮「だろ?」
新次「あ、そうだそうだ。(『大漁カンバン』と呼ばれる長はんてんを取り出し)これな」
亮「派手だな」
新次「美波、こういうの好きだったから。(袖を通した亮の背中をポンと叩き)いいな」
亮「どうよ、親父、(両腕を広げ)オレの船だ!」
新次「おう!」
亮「行ってくる」
遠ざかる亮に、新次は高く拳を突き上げた。
苦悩の日々を送ってきた及川父子の最高の笑顔。SNS上には「りょーちん、おめでとう」「りょーちん気仙沼公演」「新次さんの力強いガッツポーズと、それに応えるりょーちんに涙が止まらない。廉くんと浅野さんの共演また見たいな」などの声が相次いだ。