綾野剛主演「アバランチ」迫力ある映像で描くダークヒーロー 斬新なプロモ戦略も
2021年10月30日 08:15
芸能
同局制作ドラマは元々“火9”に放送していたが“引っ越し”。結果、10月から看板枠“月9”からの2時間続けてのドラマ放送となる。安藤氏は「元々ドラマにちょうど良い枠だと考えていた。月9を見たドラマファン層が、そのまま流れてくれれば」と編成戦略を明かした。
中でも際立ったのが、放送直前までその詳細な内容が明かされないなど、謎を呼ぶ斬新なプロモーション戦略だ。「あえて謎を多くし、徐々にベールを脱ぐような宣伝戦略を考えた。結果的にSNSでも多く拡散され、話題を呼ぶことができた」と胸を張る。
物語は、綾野らが所属する謎の組織「アバランチ」が、警察も手を出せない巨悪と戦い不正を暴く姿を描く。安藤氏は「正義でも悪でもないダークヒーローのような彼らが世の中の理不尽と戦う。実際の現実世界でも似たようなことがある中で、このドラマを通じて何かを訴えかけることができれば」と期待を込めた。
また第1話のラストでは、悪事を暴く瞬間がSNSで国民に拡散されるシーンも描かれた。劇中でこの動画が流れた時、番組公式YouTubeでは同じシーンの別カットが配信され、話題を呼んだ。「SNSを利用したプロモーションの一環でもあり、ここまでSNSで盛り上げてくれた視聴者への恩返しの思いもあった。いろいろな仕掛けを用意したい」と今後への含みを持たせた。どんな驚きの戦略が飛び出すのか楽しみは尽きない。