「かまいやん」が起こす予想外の化学反応
2021年11月04日 08:00
芸能
SNS上でも話題を呼んだ。白石の通称「まいやん」と掛けて、「かまいやん」というワードが番組放送中にツイッターのトレンド入り。新田氏は「収録を重ねるたびに互いの壁もなくなってきている。好感触の反響で、お願いしてよかったです」と笑顔。3人による未知数の掛け合いで、番組はさらに盛り上がっていく。
貴重なVTRを軸にした番組だからこそ、スタジオ収録にもこだわる。名田圭佑プロデューサー(35)は「視聴者の方には、出演者と一緒にテレビを見ているような感覚になってほしい」と話す。
通常バラエティーでは、ナレーションメインでVTRが進行。スタジオの風景はワイプ(メイン画面の隅に設けられた小さな画面)で抜かれるが、声はあまり入らない。この番組ではあえてナレーションは少なめ。「ワイプの声を可能な限り生かす。出演者も見たことがない映像なので、生っぽさを大事にしてます」と明かした。
その他にも、セットは屋根裏部屋をイメージ。ソファやクッションなども「出演者がリラックスしてテレビを見ているかのような絵作り」を意識したものになっている。まだ見たことのない世界を、スタジオ司会らとともに楽しめる。
さらなる人気を目指すため、新田氏は「いい意味でとらわれず、さまざまなウラ側を見せたい」と語った。現状では、現存の施設が中心となっているが、今後はさらに視野を広げて撮影交渉を行うという。「地方の風習や危険生物、マジックなど。いろんな目線から楽しめる番組にしていきたいです」と方針を明かした。
加えてSNSをフル活用し、番組収録のウラ側なども随時公開する。「何にでもウラはある。“そこ扱う!?”みたいな感じで、ネタについては視聴者の予想を裏切っていきたい」。これからどのようなウラ側を見ることができるのか、注目だ。