嵐 活動休止後初集結!初のライブ映画舞台あいさつ登壇 ファン歓喜、変わらぬ“5人”にまた会えた
2021年11月04日 05:30
芸能
この日はデビューから丸22年となる記念日。櫻井は「僕たちの誕生日に朝早くから足を運んでいただいて、ありがとうございます」と感謝した。昨年はコロナ禍で有観客イベントが行えず、4人がファンの前に立つのは2019年末の「ジャニーズカウントダウン」以来約1年10カ月ぶり。松本は「最近までなかなか公の場に出ることがなくて、ここにお三方と立っていることに若干緊張しています」と明かし、櫻井も「我々もそわそわしております」と語った。
息の合ったトークは健在。映画のオープニングはドローンカメラで撮影されたが、相葉が「オープニングのヘリが…」と切り出すと松本がすかさず「ドローンね」とツッコミ。二宮も「相変わらずぶっ飛んでるね」と笑顔を見せ、仲の良さをうかがわせた。
芸能活動休止中の大野は姿を現さなかったが、櫻井は「1週間前に大野さん含めて5人で飲みました」と嵐が“再結集”していたことを告白。昨年大みそか以来の全員集合を、二宮は「あの人、生きていたんですよ!」と冗談めかして報告。ファンを喜ばせた。
最後にはさらなるサプライズが。松本が「朗報です。(大野の)メッセージを預かってきました」と明かし、櫻井が読み上げた。「元気に生きてますのでご安心を」と大野らしいスタート。全国公開日が自身41歳の誕生日であることに触れ、「(撮影)当時39歳の僕も含め本気の僕らを楽しんでご覧いただければ」と呼び掛けた。
司会者がイベントの終了を告げると、櫻井は「もう最後ですか?」と名残惜しそうにした。相葉も「延長ダメですか?」と聞いた。写真撮影の際には端に立った相葉が隣に人がいるかのようにエアで手を掛け、“5人”で肩組み。会場からは惜しみない拍手が送られた。30分超のイベントで、活動休止後も変わらぬ絆を感じさせた嵐。5人の生嵐に再会できる日への期待は高まるばかりだ。
▽「ARASHI 5×20 FILM」 2018年11月から19年12月まで開催されたグループの20周年記念ライブの記録映画。19年12月23日に撮影のために開催された「シューティング・ライブ」を映像化したもの。26日に全国公開。海外でも台湾やシンガポール、マレーシア、インドネシア、香港、マカオでの公開が決定している。
《99年、代々木で8万人と握手会》嵐は「A・RA・SHI」でCDデビューした1999年11月3日、東京・国立代々木競技場内の特設テントで握手会を行った。約8万人とされるファンが集まり、5人は午前7時半から約8時間半にわたって交流を続けた。大野は「この気持ちを忘れず、これから10年、20年くらい嵐を巻き起こしたい」と目標を語った。20周年の記念日だった19年11月3日には5人そろって記者会見を行い、ツイッターやインスタグラムなど、ジャニーズ事務所史上初めてSNSを全面解禁することを発表。松本は「ファンの皆さまに僕たちの活動を身近に感じてもらえたら」と話した。