小出恵介 復帰後初、6年ぶり舞台出演「立たせてもらっているのが奇跡」 4年半ぶり公の場で意気込み
2021年11月04日 13:44
芸能
同舞台の演出を手掛けるのは、俳優小栗旬(38)の兄である小栗了氏(45)。小栗旬の初映画監督「シュアリー・サムデイ」(2010年)の主演を務めたのが小出だったという縁もあり、2019年7月にインスタグラムのDMでオファーしたという。
小出は「DMをたまたま開けたら了さんからメッセージが来ていた。最初は本当かと思ったけど、2019年の夏はニューヨークで学校に通いながら日々あくせくやっていた時。オファーはうれしかったし、感動した。縁を感じた」とうれしそうに語った。また、ニューヨークでの生活について触れ、「2年学校に通っていた。日本では12、3年作品に出させていただいたけど、演技と向き合うことはなかった。ニューヨークでは根本的に演技は何をすることなのか考える機会になった。俳優とは何かを考えていた」と振り返った。
小出は未成年との飲酒や不適切な関係をめぐり、17年6月から芸能活動を無期限で休止。その後は米国に滞在して演劇活動を行っていたが、歌手・MISIAらが所属する芸能事務所「リズメディア」と契約し、昨年8月に国内の芸能活動再開を発表。今年7月にABEMAで配信される「酒癖50」で約4年ぶりにドラマ復帰を果たしていた。復帰後はメディアのインタビュー取材には応じていたが、会見に出席するのは久々となった。「群盗」はドイツの劇作家、フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲処女作で、小出は富裕層から金品を盗み貧しい人を救う盗賊の首領カールを演じる。舞台は来年2月18日から27日まで埼玉の富士見市民文化会館キラリ☆ふじみにて上演される。